哲学,科学

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 タイトルだけ見ると何の本かと思うが、科学哲学に関する真面目な本だ。科学哲学とは、方法論や存在論といった観点から科学を対象とする哲学。興味深いけれども、非常に多岐・広範囲にわたる問題を扱っていて焦点を絞りづらい。そこで、本書『疑似科学と科学の哲学』は、疑似 ...

哲学

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 本書『努力論』は「努力」についての本だ。見出しを拾うと、「運命と人力と」、「着手の処」、「自己の革新」……というもの。実際、著者の露伴は「努力に関することが多いから」このタイトルにしたと言う。しかし、そこでいう「努力」は、今の時代の我々がいう「努力」とは ...

哲学,科学

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 ルネサンス期以降、ヨーロッパで近代自然科学が発展した、というのは一つの常識である。それ以前、古代中国やアラビアでも相当な科学(あるいは技術)が発達したことはあったが、その地で現代の科学につながるものとはならなかった。  では、なぜヨーロッパだったのか。本 ...

哲学,心理

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 自分が何かしようと意識するよりも、その何かをするための脳プロセスの方が時間的に先行している、という驚きの実験結果が本書『マインド・タイム』の中核だ。そうだとすると、意識は自分の行為をコントロールするためにあるのではなく、その持主に「自分の行為は自分でコン ...