ハウツー

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 読書と騒音の4回目。自宅が意外に読書に向かないかも知れないということで、外に出てみる。その初回は喫茶店、ファミレスなども同じカテゴリに入れてよいだろう。実際のところ、メモをとったりするのでない、普通の読書が一番捗るのは喫茶店ではなかろうか。おそらく管理人 ...

心理,ハウツー

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 自宅にいる場合の読書の大敵は電車と飛行機の騒音で、これを第1回と第2回で扱った。しかし、これらの騒音は音量としては大きいが、気を散らせるという意味ではもっと問題になる騒音もある。今回はこれらをまとめて採り上げて、自宅での騒音の完結編としたい。 ベランダの ...

ハウツー

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 読書のためには、それなりの環境を整えることが必要だ、ということで始めた「読書と騒音」シリーズの第2回。今回は、前回の電車騒音からアップグレードして飛行機騒音である。電車騒音が最大でも80db程度であるのに対して、飛行機騒音は最大で100dbに迫る強敵。飛 ...

科学,ハウツー

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 読書のためには、それなりの環境を整えることが必要である。中でも重要なのが、どうやって騒音を避けるかである。特に管理人は、それでなくても気が散るタチなので、ずっと気に掛けてきた。ただ、騒音は外から問答無用で入ってくるものだから、対策を立てようにも限界がある ...

哲学

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 最初のころに書いたことがあるが、管理人は他人から本を借りることはしない。特に、友人や知人の方から貸そうとしてくるのを借りるのは禁物だ。興味が持てるかどうか分からない本を無理してでも読まなければならなくなるし、返す時に感想の一つも言わなければならない。義務 ...

文学,歴史

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 毎年、年末が近くなるとやっていることがある。その年に読み始めたが、読みさしのまま止まっている本を、まとめて仕上げることだ。昨年の場合は、アシュトンの『産業革命』(戦後の本であるが、思ったより産業革命の肯定面を重視するようだ)とチェーホフの『桜の園・三人姉 ...

電子書籍

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 タイトルは「理想の」としたが、管理人は電子書籍のデバイスにはそれほど多くを望んでいない。なぜなら、紙媒体の場合には、物理的な性質がすべて固定されてしまっているにも関わらず、それほど困らないからだ。だから、「長時間読書しても目が疲れない」といったことはあま ...

文学,言語,青空文庫

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 幸田露伴の『五重塔』の書き出しは、「木理美しき槻胴、縁にはわざと赤樫を用いたる岩畳作りの長火鉢に対いて話し敵もなくただ一人、少しは淋しそうに坐り居る三十前後の女、男のように立派な眉をいつ掃いしか剃ったる痕の青々と……」となっている。これは新字新仮名に直さ ...

社会,IT,電子書籍

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 管理人は、海外のサービスが日本に入り出したころから、電子書籍(具体的にはKindle)を利用している。当初は少し抵抗があったものの、慣れてしまえば便利なことは確かだ。電車の中や空き時間にスマホで「ちょい読み」するとか、キーワードで全文検索するとか、電子書 ...

文学

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 子供の頃、例えば中学や高校くらいで「名作」(古典的な文学作品)に親しむべきかどうか、と問われれば、大概の人はイエスと答えるだろう。親や学校の先生ならなおさら、出版社もまた(本音は営業だろうが、それはそれで結構なことだ)若者層の読者に向けて「〇〇の百冊」と ...